初めまして!
接骨院で働きながら理想の接骨院の開業を目指すナッシーです!
今回は『融資』について解説していきます。
この記事では、融資について以下のことを解説していきます。
- 融資とは
- 良い借金と悪い借金の違い
- 融資のメリット・デメリット
- 融資の受け方
上記を解説していきますが、今回僕が皆さんにお伝えしたいのが、
『融資も借金だけど、悪い借金はせずに良い借金である融資を活用して経済的余裕を得よう』
ということです。
僕自身悪い借金の経験も融資に挑戦した経験もあるので、その経験から皆さんの役に立てたらと思います!
融資とは
ではまず「融資とは」というところですが、皆さんは融資にどんなイメージがありますか?
僕は元々融資は、
「会社などが銀行に頭を下げてお金を借りる、なんだか怖い借金」
というイメージがありました。
これは半沢直樹などのドラマの影響もありそうですね…
そこで『融資』を辞書で引いてみると、
「お金を必要とする者に貸し、資金を融通すること。」
と出てきます。
簡単にどんなものかと言うと、
「企業が創業する際や子供の教育資金などでお金が必要となった時に、各機関にお金を借りる」
という事を『融資を受ける』と言います。
つまり皆さんが借りたことのあるかもしれない『奨学金』も融資の一つになります。
なので皆さんも気がつかないうちに融資を受けた経験があるかもしれませんね。
良い借金と悪い借金の違い
奨学金って借金なんじゃないかと、皆さん一度は考えたことがあるかと思います。
冒頭でも言ったように、融資は借金です。
ですが、借金の中にも『良い借金』と『悪い借金』があります。
そんなこと言われても「良い借金ってなんなんだ!」という皆さんの心の声が聞こえてくるので、良い借金と悪い借金の違いを解説していきます。
僕が思う良い借金とは、下記のような借金です!
- 借りる目的が資産形成や事業拡大など
- 借りた金額でその金額以上の価値を得ることができる
- 金利が2%以下のもの
では逆に僕が思う悪い借金はこちらです!
- 借りる目的が生活費や娯楽で使うため
- 借りた金額でその金額と同等かそれ以下の価値しか得られない
- 金利が2%より大きいもの
と正に真逆になります。
ではその特徴たちを細かく説明していきます。
借りる目的が『資産形成や事業拡大など』↔︎『生活費や娯楽で使うため』
まずは借金して借りたお金の使い道の違いです。
悪い借金をする人は、自分の生活費や娯楽のためにお金を借ります。
大体の人の借金のイメージはこちらかと思います。
なぜいけないかと言うとそれは、
お金を借りて生活費や娯楽に使っても自分には何も残らない
ためです。
こう言うと、
「その時楽しければ良い」「生きるために必要」
という人もいるかもしれません。
ですが僕は借金をしてまでそれを求めちゃいけないと考えます。
生活を豊かにしたいのなら自分のお金や資産で、借りたお金を使うのはナンセンスだと思います。
逆に良い借金は自分の資産形成や事業拡大のためにお金を借ります。
これはどういうことかと言うと、
お金を借りて不動産を買ったり、新しい事業を展開してより多い利益を得る
ということです。
こうやって借金をする人は、お金を借りたがそれ以上にお金や資産を増やすことができます。
なので奨学金も自分の教育という自己投資のためにお金を借りて、将来の収入などの資産を増やすことができるため良い借金になります。
借りた金額で『その金額以上の価値を得ることができる』↔︎『その金額と同等かそれ以下の価値しか得られない』
これは上記の内容と被りますが、
悪い借金をする人は、お金を借りて生活費や娯楽などに使いそれ以上の価値は得られません。
良い借金をする人は、お金を借りて投資を行ったり事業で成功させたりして新しい資産を得ることができます。
これができる人は借金を上手に使ってどんどんお金持ちになっていきます。
金利が『2%以下のもの』↔︎『2%より大きいもの』
最後に金利についてです。
僕が考えている良い借金の金利は『2%以下』です。
なぜ2%なのかなんとなくわかる人もいるかもしれませんが、
これは普通に金利が低いと利子が少ないというのもありますが、日本銀行の『物価上昇率2%』という政策が関係あります。
この政策は簡単にいうと、モノの価値を2%あげようというものです。
これが金利にどう関係するかと言うと、以下のようなことが起こるからです。
物価が上昇するということは、お金の価値が下降する
いわゆるインフレの状態になるんですね。
この状態だと、
金利で利子が2%増えても、お金の価値が2%下がればプラマイゼロ
になり、利子が無い金利0%と同じ状態になるのです。
これは極端な考えですが、やはり借金をするなら金利は低い方が良いということです。
奨学金の金利は0%から上限3%ですが、ほとんどが1%以下のものになります。
やはり奨学金は良い借金ですね。
融資のメリット・デメリット
良い借金とは何かなんとなくわかったところで、その良い借金の融資を受けるメリット・デメリットを解説していきます。
これが分かれば皆さんも融資を活用して経済的余裕を得るための一歩を踏みススメられると思います!
メリット
- 多額の資金を用意できる
- 経営の余裕ができる
- 完済すると信頼を得られる
多額の資金を用意できる
融資を受けると多額の資金を一度に用意することができます。
なぜこれがメリットかと言うと、不動産など大きな投資や事業拡大時の資金を得れるからです。
不動産などの投資はリセールバリューの良いものを選べれば借りた金額以上の利益を手にできます。
経営の余裕ができる
次に多額の資金を手に入れることで、経営に余裕ができてきます。
資金、つまりお金は経営者にとってHP(ヒットポイント)になるのです。
お金があれば多少のダメージ(損)を受けても立ち直ることができます。
なので新しい事業にも臆さずに挑戦することができるのです。
完済すると信頼を得られる
最後に融資を受けてその融資を完済すると、その銀行などの機関から信頼を得ることができます。
信頼されると何がいいのかと言うと、以下のような対応をしてもらえます。
- 次回により多い資金の融資を受けられる
- 低金利で融資を受けられる
自分に当てはめてみて、一度お金を貸した人ならまたお金を貸しても返してくれるだろうと思いますよね?
銀行なども同じように感じるので、2回目は少し緩くしてくれるんですね。
デメリット
- 審査がある
- 返済する必要がある
- 保証人や担保が必要なことがある
- 返済が滞った際のリスクがある
審査がある
どうしてもお金を借りるので、申し込んで審査を受ける必要があります。
審査には色々な書類の準備や心構えが必要です。
返済する必要がある
これは当たり前ですが、借りたお金なので返済する義務があります。
さらに金利がある場合は借りた金額より多く返す必要があります。
なのでお金に余裕がないとただ借金が増えるだけになって重荷になってしまいます。
保証人や担保が必要なことがある
最初のうちなどはやはり信頼がないので、保証人や担保を求められることがあります。
ただこれらは返済をしっかりとしていれば特に問題はありません。
返済が滞った際のリスクがある
返済がうまくできずに滞ってしまうと、保証人や担保に影響が出てしまったり、今後融資を受けることができなくなってしまったりしてしまいます。
融資の受け方
では融資のメリット・デメリットを理解したところで、今度はどうやって融資を受ければいいかですね。
今回紹介するのは僕が実際に挑戦した融資の一つで、個人事業主や融資初心者にとって挑戦しやすい『日本政策金融公庫』の融資になります。
僕が実際に経験した流れに沿って解説していきます!
0.融資の申込相談
1.融資の申込
2.電話で日程調整
3.面談
4.結果の電話
0.融資の申込相談
まずはステップ0という事で、自分はどの融資に合ってるのかわからない人や色々相談したい人は
『事業資金相談ダイヤル(0120-154-50)』
に相談の電話をするのがオススメです。
実際に僕が電話で聞いたのは、『申込む融資の種類』と『必要な書類』を確認させてもらいました。
電話しなくても大丈夫だろうと思ってる人も多いと思いますが、僕は実際に申込もうとしていた融資の種類と僕に合った融資の種類が違うものでした。
なので不安だったり大丈夫だろうと思っていても、念の為確認しておいても損は無いです!
1.融資の申込
自分の申込む融資が決まったら、さっそく申込みます!
申し込み方法は、『郵送による申し込み』と『インターネットでの申し込み』、『持ち込みによる申し込み』のどれかになります。
その中で僕は『インターネットでの申し込み』にしました。
理由は、書類を印刷するのが面倒くさかったのとiPadなどで書類を書くことができたからです。
また郵送や直接店舗に行くのにはお金がかかるため、僕は『インターネットでの申し込み』を選択しました。
なので今回は『インターネットでの申し込み』の流れを解説していきます。
まず僕に必要な書類は以下の通りでした。
流れとしては、メールアドレスの登録などをした後にフォーマットの入力をし、その後必要な書類をアップロードする形となってました。
申し込みが完了すると近くの店舗の担当の人から電話がかかってくるのを待ちます。
2.電話で日程調整
申し込み後しばらくすると、担当の人から電話がかかってきます。
なんの電話かと言うと、以下の確認の電話です。
- 面談の日時の決定
- 面談時に必要な書類
- 店舗の場所の確認
そして必要な書類は以下の通りでした。
- 創業時の資料(単価のわかる資料)
- 給与明細
- 記帳した銀行通帳(過去6か月分がわかるように)
- 創業時の資金領収書
- 融資・借金の明細・証明書(ある場合)
- 資格の証明書
- 運転免許証などの本人確認証の原本
僕の場合はプラスで事業計画書も作成して持って行きました。
これら必要な書類は人によって多少変わってくるので要確認です!
ここまで来たら後は必要な書類を用意して面談に備えるだけです!
3.面談
ついに面談当日となったらスーツに着替えて、必要な書類を持って公庫まで行きます。
到着し受付して、担当の人が来たらさっそく面談スタートです!
面談では創業計画書を元に色々質問をされます。
例えば僕の場合は以下のような質問をされました。
- 経歴の確認
- なぜこの事業をしようと思ったのか
- 売り上げが出る根拠
- 資金について
- アピールなど話したいこと
- 融資を受けた時の資金の使い道
担当の人も人間で必ずしもその事業に詳しいわけではないので、熱意を持って丁寧に説明していくことが重要です。
そして最後は書類をコピーされて終了になります。
結果は1週間後に電話がかかってきます。
4.結果の電話
1週間ほど経つと担当の人から電話がかかってきます。
ここで融資を受けれるのか結果を教えてもらいます。
無事に融資を受けることができると、契約に必要な借用書などが郵送される旨を教えてくださります。
契約が終わると、融資を受けそして返済も始まります。
残念ながら融資を受けられない場合は、なぜダメだったのかなどのアドバイスをしてくださります。
これは日本政策金融公庫が国の機関で皆さんの味方って感じがして嬉しいですよね。
こんな感じで簡単ですが、なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事を読んで、実際に融資に挑戦してみる人が増えると嬉しいです!
まとめ:良い借金を理解して融資を活用しよう
この記事では、融資について以下のことを解説していきました。
- 融資とは
- 良い借金と悪い借金の違い
- 融資のメリット・デメリット
- 融資の受け方
融資とは
融資はお金を借りる行為ですが、怖いものではなく
『企業が創業する際や子供の教育資金などでお金が必要となった時に、各機関にお金を借りる』
というとてもありがたい制度なのです。
なので皆さんが受けたことがあるかもしれない『奨学金』も融資の一つになります。
良い借金と悪い借金の違い
良い借金と悪い借金の特徴は、以下の通りです。
- 借りる目的が資産形成や事業拡大など
- 借りた金額でその金額以上の価値を得ることができる
- 金利が2%以下のもの
- 借りる目的が生活費や娯楽で使うため
- 借りた金額でその金額と同等かそれ以下の価値しか得られない
- 金利が2%より大きいもの
この違いを理解し、良い借金を活用して経済的余裕を作りましょう!
融資のメリット・デメリット
融資のメリット・デメリットは、以下の通りです。
- 多額の資金を用意できる
- 経営の余裕ができる
- 完済すると信頼を得られる
- 審査がある
- 返済する必要がある
- 保証人や担保が必要なことがある
- 返済が滞った際のリスクがある
このメリット・デメリットを理解して、皆さんも融資を活用して経済的余裕を得るための一歩を踏み進めましょう!
融資の受け方
融資の中でも『個人事業主が日本政策金融公庫の融資を受ける場合』の流れは、以下の通りです。
0.融資の申込相談
1.融資の申込
2.電話で日程調整
3.面談
4.結果の電話
流れがわかっていると不安も少し減らせると思うので、思い詰めずに融資に挑戦してみましょう!
今後も僕は接骨院開業時などで、皆さんもさまざまな目的で融資に挑戦する機会はたくさんあると思います!
皆さんも良い借金を活用して経済的余裕を得て自分らしく生きていきましょう!
これからも一緒に成長していきましょう!
以上ナッシーでした!